333年前からのメッセージ 穏やかな微笑みの中に
円空さん が託した思いとは
今日の中日新聞の朝刊の市民版の記事です
昨日、
荒子観音に隣接する
神明社の拝殿奥の祠の中から
円空仏 が発見され
円空学会と荒子観音、神明社を祭祀する荒子連合町内会の関係者が立ち会い
伝えられる場所を探したところ発見されたようです
記事によると
円空仏 は神明社の中では保管場所がないため、
現在別の場所に円空学会の責任で保管されているそうです
時期を見て町民を初め一般に披露されるようです
円 空 今回の調査は円空学会の常任理事の方が30年ほど前に、荒子観音寺の
先々代の住職である
日置即全さん より、隣の神明社で円空仏を見たことがあると
聞いた記憶をもとに始められたようです
喜びを隠せない円空学会の常務理事さん
荒子観音寺の先々代の住職の
日置即全さん は先の戦争の最中に内務省警保局によりその宗教活動が
反軍的、反政府的であると逮捕送検されたそうです
大政翼賛的に内心反対でも大きな流れに棹さすことが
難しい時代に宗教家としての良心から是々非々を
貫かれたことと思います、当時は伝統宗教を含む、
あらゆる宗教が教義教理の中に反戦国体思想を
内包していると当局に認識されると、逮捕・送検をされ、
転向を含む悔悛を強要された時代でした
今日はこのニュ-スをみて60年近く前の子供の頃、
荒子観音寺の境内で木登りやかくれんぼのついでに、
いろいろしては行けない子供らしい悪戯をして
日置即全さん に注意されたことを思い出しました