和三盆糖の消え行く甘さを堪能
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甲高の薯蕷饅頭・織部 と
大島きんとん ↓
わらびもち (名古屋では 芳光の
わらびもち が人気ですがここの わらびもち も負けてはいない)
面倒な作法は無し、人数分を一気に点てて、好みの茶碗を選ぶ
少し呑み疲れた正月の午後、お抹茶の苦味と和三盆糖の甘味で
脳が目覚めて、幸せ感が一時を支配する感じ
3種類で6個用意した生菓子をaonamiは2個頂く事にした
<薯蕷饅頭・織部>は定番の漉し餡で、和三盆糖の味わいの後、
サラリと消えてゆく甘さが素晴らしい
<大島きんとん>は黒糖の味を利かせた仄かな苦味が癖になる味
和菓子の生菓子も一個200円前後の価格のものと、
一個350円を越す価格のものとの差は細工の匠さもあるが
使う砂糖が 上白糖か、<和三盆糖>か、小豆が並みの 国産小豆か、
<丹波産大納言小豆>かの差のようだ
金沢辺りの老舗は<能登産大納言小豆>を自慢の物として使う所もあるらしい
<松花堂八幡>は栄三丁目の愛知銀行裏の通りのビルに挟まれた
古い瓦屋根の小さな木造の家で商つている
※ <わらびもち> この わらびもち は漉し餡を包んだ餡入りタイプ
<芳光のわらびもち>は名古屋では圧倒的人気です
口に入れととろける様な食感
京都の
塩芳軒で修業した人が創業とのこと
当代が創業者ですが、優しい気さくな方です。
千種駅西で創業された頃はお幾つでしたでしょうか。
15歳でこの世界で働いてきて、店を構えた人は
知識でなく、筋肉化された技能が自然と出てくるのでしょうね。