社長兼杜氏が自ら県内の酒店に配達をするような、コンパクトな蔵
袋井の農地に囲まれた良い環境に蔵はあるようです。
歴史は古く、安土桃山時代から続く家のようです。
酒造りも400年近くの歴史があるとのこと、若い当主が杜氏として
造るようになり15年以上の年月が経過しているとのことです。
熱烈なファンのいる醸造元として、知っていましたが呑む機会に
恵まれたのは今回の可睡斎への日帰り旅行でした。
忘れられない酒になる事、必須です。フルボディの頑丈で辛口の
旨い(甘い)酒、最後に良質の酸味を舌と脳の襞に残してくれます。
太い切干大根とワカメの酢の物
名古屋にある鎌倉ハムの無添加ソ-セ-ジと好物の落京、アスパラ
短角牛のすき焼き風煮込み、細切れ肉で、今様では少々固いが
脂でない肉の旨みがある。柔らかいだけが肉の評価ではない。
こんな肉系の肴にも負けない、頑丈な<國香>でした。