10月22日行政(区)の主催する区民祭りが
荒子公園・荒子観音寺で行われた。
中川区の三つの会場で持ち回りで行われる。
今年も荒子会場の目玉は「馬の塔行列」です。
加賀100万石の藩祖・前田利家が生まれ
育った荒子村に残した馬道具を木曾馬に
飾り立て、公園外周を200人以上の人が
綱につかまり駆け抜ける。
尾張では村祭りに御幣を
飾り立てた馬を
引き回したりする習しが
広く催され馬の塔
(オマント)と呼ばれた。
明治の初めまで
荒子観音の縁日である
5月18日に馬の塔が
行われていた。
この馬道具(バドン)は天正年間(1573~1592)前田利家が越前府中に
領地換えを
命じられた時に
荒子村の7つの
屋敷(字)に一飾り
ずつ馬飾りを
与えた事に始まると
されている。
現在はこの
<大中脇屋敷>の
馬飾りのみが
大中脇屋敷29軒の方達により保存されている。
他の屋敷の馬道具は維持保存が経済的にも困難なため名古屋市博物館に寄贈されました。
女性の長襦袢を着て、薄化粧した大中脇屋敷の方達の後ろに、馬道具を乗せた木曾馬が
いますが、良く写せませんでした。
この後前後の綱に人々がつかまり砂煙を上げて走り抜けるのですが
映像に残す事が出来ませんでした。叉何年か後に機会があれば。