22日の記事で答志島(トウシジマ)の佃煮のことを書いたが、
それと今日の杉山答志(トシ)の事は関係ない。
1973年CM制作の世界の頂点にいた男が自殺した。
クリエ-タ-として最前線にいた男が、マネジメントの仕事との葛藤の末、
愛の苦悩、色々取りざたされたが遺書らしきメモからは断定は不能。
8月28日CMの日にTBS系列から彼を主人公にした2時間ドラマが放映されたが
事実を追うだけで、真実は描かれなかつた。
同時代に活躍した、和田勉,今野勉、大山勝美、鴨下信一か先日他界した
久世光彦辺りなら少しは時代の状況と葛藤のドラマを再現させてくれたかもしれない。
「 リッチでないのに
リッチな世界などわかりません
ハッピ-でないのに
ハッピ--な世界などえがけません
<夢>がないのに
<夢>をうることなどは・・・・・・とても
嘘をついてもばれるものです 」
こんな言葉が原稿用紙一枚に書かれ、さりげなく机の上に・・・・・。
上記の本は死後5年の1978年に出版された。
↓ 死の3月前作られた「図書館 、資生堂シンフォネット」
図書館で友人と本を読んでいた少年が、年上の女性に、恋心を抱く。
目と目の、一瞬の動き。ポイントは少年が恋心を抱くほどの“年上”の女性の
アイ・メイクの魅力を創る化粧品。
少年を魅惑する”年上“の女性の眼差し。
37歳での死。今生きていれば丁度70歳。
彼は志に答え行く先が無くなつたのだろうか。
当時31歳のaonamiもこの女性は年上に見えた。
40歳前後の眼ざしか?。