新潟(妙高)の酒 千代の光 純米酒
使用米(精米歩合): 麹米 山田錦・56% 五百万石・45% 掛米 トドロキワセ・60%
平 均 精米 歩合: 56% アルコール度数: 15 ~ 16度
日本酒度: +2 酸度: 1.2 アミノ酸度: 1.2
使用酵母: 協会7号と協会10号のブレンド
この酒には この程度しか情報は無いが 調べると上記の様らしい
麹米の山田錦と五百万石の割合は不明
トドロキワセ という聞き慣れないお米は新潟では古くから飯米として栽培されていたそうです
コシヒカリ全盛になり 今では飯米としての消費は少なく
お値打ち米として契約栽培され酒米として使われている感じです
このお米は丈夫なお米で 新潟辺りの山間地でも収穫時期も8月下旬から9月上旬で
コシヒカリよりも早く新酒の仕込みが早くできる利点もあるようです
3種類のお米の微妙な精米歩合の違いは味わいと製造原価に苦労されているのが伺い知れます
因みにお値段は名古屋・今池の酒屋さんで2,000円でした
味わいはちょうど今頃の季節の30度以下の常温か ヌル燗が好みです
熱燗になるとアルコール臭が前面にでるようです それが好みの人もいます
この蔵のあるのは新潟でも 長野寄りの妙高の辺りです
昭和32年(1957年)に私が初めてスキーを履いたところです
新潟酒の代名詞のような淡麗辛口ではなく
常温で飲むと酸味も心地よくふくよかな味わいの中に微かな切れも感じられる
特徴がない酒と言えばそれまでだが 嫌な味わいは何もない
取りあえずはビールのつまみに適合の 開き秋刀魚の立田揚げ
愛媛・宇和島の ジャコテンのエリンギとの炊き合わせ
生鮭のバター焼き 長野産のキムチ和え
トドロキワセの解説をお待ちしております
蔵元さんから以下の様なメールをいただきました
私の調べた データーがどうも古いもののようでした
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前略、純米酒を御愛飲頂きありがとうございます。
精米歩合のお問い合わせありがとうございます。
ご覧になったHPがいつの資料を基に作成されたか不明ですので、
現在の酒の履歴書(精米歩合、成分表)を添付しておきます。
平成20年10月現在(以降)は
品種 精米歩合
純米酒 麹米 五百万石 54%
掛米 越いぶき 56% となっております。
レッテル の 表示は 精米歩合 56% となっております。
表示の法律では、複数の精米歩合の原料を使用したお酒は
精米歩合の 大きい % を表示する事 となっております。
* 従いまして、54%と56%の精米歩合の原料を使用しておりますが、56%と表示しております。
* 純米、本醸造、吟醸 等の特定名称酒は精米歩合の表示を義務付けられております。
* 複数の精米歩合の原料米を使用して、それぞれの精米歩合を表示する場合は
その使用割合の表示が義務付けられております。
* ご存知でしょうが、精米歩合は100kgの米を精米した時
54kgになるまで精米したものが54%精米
%が小さくなるほど、沢山削った原料米となります。
大吟醸酒は当社では 35%精米の米を使用しております。
追伸 精米歩合はご存知だったと思います、
くず米(安い米)を使用して、精米の糠を沢山出すと、
数字上は沢山削ったようになります。
安い米を 35%まで精米しても良いお酒にはなりませんが、
見かけ上は大吟醸と表示する事も可能です。
メールが長くなりましたが、不明な点がありましたらもう一度メールください。
追伸の追伸
5年ほど前から会社で米作りを始めました。
今週は吟醸用の酒米「越淡麗」の稲刈りです。
先週は大雨でしたが、倒れもせず楽しみです。
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∬∬∬ ■千代の光大吟醸■ ∬∬∬
千代の光酒造株式会社
社長 池田哲郎
Tel 0255-72-2814 /Fax 0255-73-7600
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