尾鷲の定置網で天然ぶりが豊漁とのこと、いつもの魚屋の店頭に出ていた。
桜の開花が始まる今日この頃、ぶりは些か季節外れか、名残か。
旧暦で言えば、2月の終わり、水温は地上の気温の一月遅れ?を信ずれば
名残の 寒ぶり
年末年始は一切れ1,000円近くした天然ぶりも今や4分の一、庶民には食べごろ
この日の酒は<醸し人九平次>の萬乗醸造の<酒望子・純米吟醸・5百万石・生>
<九平次>お得意の無ろ過生原酒ではないが食中酒として16度は程よい
養殖ぶりに比べると、脂の乗りは控えめで、身のかみ締める旨さはこちらに限る
皮も残さず美味しく喰い切りました。
相馬焼きの小ぶりの湯飲み茶碗、これで酒を酌むのは初めて、大正の終わりか昭和の
初めの頃焼かれたものらしい、午年生まれの私には似合いかもしれない。