酒中日記 も記録しはじめて6ヶ月めにはいった。
日々の若い頃なら覚えている彼是を、忘れることが勤めのように
見事に過去に置き去りにする今日この頃、<もつたいない>と思いしるしてきた。
何時まで続けることが出来るか定かではないが、今日も記しておく。
サザエ、海鼠は鮮度がよければ、生で食べておれば食感のみで
複雑な味があるわけではない。
サザエも焼けば磯の香り、風味が増すが、今日は暖冬とはいえ冬は冬
ヒンヤリとした歯ごたえと微かな磯の香をたんのうした。
彼是と味を付けず、初めて使う
<ざくろ・グレナデン>の酢を
一振りかけました。
穏やかな酸味でそのまま飲める。
流行の飲む酢の一種かもしれない。
京都・宮津の飯尾醸造の製品です。
海鼠の赤も正月過ぎて
安くなり美味しい。
一匹買い表面を洗い中の
<このわた・腸官>を
取り出し,身を好みの厚さに
切るだけなので簡易な肴。
この日の酒は静岡の<杉錦>かなり濃い旨い酒ですが、喉通りも香りも良い。